Q&A
通訳・翻訳におけるリスク一覧
2026.05.19
AI翻訳の利便性も高まってきている今、プロの翻訳者による通訳・翻訳が見直されています。
ビジネスの展開において、リスクは最小限にしたいもの。でも意外とそのリスクの存在に気が付かないものです。
様々なリスク、あなたの会社に当てはまるものはありませんか?
リスクタイプA:情報漏洩・コンプラ無防備型

情報漏洩…?どういうことですか?
会社でAIを使って翻訳できると言われましたが…。DeepL翻訳も使っています。

まず、無料のアカウントをつかっていたり、Web上のツールとして無料で利用していませんか?
無料版は学習用データとして保存・利用される場合があるため、
機密の文書、未発表のリリース、法的にセンシティブな文書など重要な文書が漏洩するリスクを含んでいます。
有料版を使っている場合でも注意が必要です。
基本的には有料版は学習されずに、機密データはすぐに破棄されることがほとんどですが、
ツールによって細かい仕様は異なります。
本当にその設定、間違っていませんか?情報システムに詳しい担当者がいますか?
リスクタイプB:信用失墜・大事故スレスレ型

AIや翻訳ツールの方がやっぱり即時に訳が出てくるし、便利です。
情報漏洩にもある程度気を付けていますし。何が問題ですか?
「精度が…!」といわれますが、結構精度も上がってきているのではないですか?

確かに5年前に比べると、精度が上がった部分も見受けられます。
ちょっとした意味を知るのにはとても便利ですよね。
でも、この精度というものも、「原文の論理破綻や矛盾がないこと」が前提です。
そもそも、原文(訳す前の文書)の意味は通じていますか?そこの事実を確認できていますか?
その品質を確かなものにし、裏どり・チェック作業まで行うことができるのは人の手による翻訳です。
大切なビジネスを破綻させないための大事な要素です。
リスクタイプC:ブラックボックス・完全属人化型

うちには語学ができる社内スタッフがいるので、全然問題ないですよ!
ちゃんと重要な局面はプロに頼んでいるし業務も正常に回っています。

その状況、一見完璧に回っているように見えますよね!
だけどその過信が実は重要なリスクとなりえます。
今は問題なく海外取引が進んでいてもその担当者がいなくなった瞬間、
その業務が全て止まってしまいます。
その担当者が日常的にやっていた細々とした業務はもちろんですが、重要な局面はプロに頼んでいると言っても、その調整や「これまでの文脈」を引き継ぐこともできなくなります。
そのために外部の言語パートナーを持つのは重要事項です。
リスクタイプD:本業圧迫・リソース浪費型

うちには語学ができる営業がいます。
営業の他にも海外の取引についてはその担当者に相談します。
優秀で、他部署からの相談にも乗ってくれるんですよ。

その担当者の本来の営業の業務を圧迫していませんか?
優秀で、何でもやっているように見えても一人の担当者のリソースには限りがあります。
複数の部署から相談されるほどのやりとりがあるのであれば尚更、その部分はプロに任せて本来の業務に集中させることで、それぞれの業務がよりスムーズに運ぶはずです。
リスクタイプE:表現不足・機会損失型

うちは語学堪能な担当者がいますからね。その人に全て通訳や翻訳をお願いしていますよ。
英語が通じれば話は進むでしょう?
さすがに翻訳機に頼るのは不安ですが、この社員がいれば安心です。

話は通じても、適切な言葉を選び、相手の心を動かすには専門のスキルが必要です。
「ことばのプロ」はどのような場面でどのような言葉を使えば相手の心が動くかを分かっています。
また高い言語能力だけでなく、積み上げてきたトレーニングで相手の意図をより正確につかみ、
ビジネスを円滑に進める手助けをします。
特に重要なプロジェクトや大型の新規案件を逃すリスクを避けるにはプロの介入が欠かせません。
リスクタイプF:隠れコスト・ツギハギ対応型

AIや機械翻訳にある程度作成してもらって、最後に自分で確認をちゃんとしていますよ。
それなりに分かるので、チェックして間違ってなければそのまま使えますよ。

それ、意外と時間がかかっていませんか?
また、間違っていた場合の修正の手間はそこそこかかりますよね?
そして手に負えなくなった段階で「やっぱり訳してもらおうか」という判断になってしまうと、
時間もコストも失ってしまっていることになります。
最初からプロに任せていればよかった…そう後悔する前に任せることがビジネス成功への近道です。